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ヤマ 8 years ago
古びた喫茶店が多い東京の東側で、なんとなく「ここは雰囲気良さそうだな」と思ってとりあえず入って失敗したことはたくさん。そんな多々の経験から学んだことのひとつ、それはカーテンの隙間から店内の「花を探すこと」で、ある程度のミスチョイスは回避できるということです。たとえば造花のライムポトスみたいなやつがちらり目に入ると(僕としては)多くの期待はできないから入ることはあまりないし、枯れてしまった花がテーブルの端っこの花瓶にそのまま、というのはもっと残念な気分になるだろうからまず入らない。無理に花もどきとか植物もどきなんて飾らなくてもいいと思うんです(なんか上から目線だな)、実際そういう素ッ気なくてだから素敵な店はたくさんあります。まぁ、正直言うと僕はそんなにコーヒーの美味しい不味いが分からないので、そうなってくると居心地だとか店主の感じとかが喫茶店の善し悪しを決める1番重要な部分なので、「花を探すこと」はそういう店主やお店自体のニュアンスを見分けるちょっとした判断材料になるんです(やっぱり上から目線だな、すいません)。

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さて、僕がはじめて東上野の「ヤマ」に来たのはもうだいぶ昔ですが、今でもちゃんと覚えているのはカウンターの上にそれは鮮やかな白いカーネーションが挿されていたことです。その時にカウンターの中のママが話してくれた「リフトで雪ヤマに登ってそのままリフトで降りてきた話」や隣のおっちゃんが話してくれた「アパッチという炭酸飲料の話」に僕は大爆笑して、そんな中で飲んだコーヒーも僕にはやっぱり美味しかった。今日もカウンターには白いカーネーションが鮮やかに活けられてて、ママの淹れてくれるコーヒーを飲みながらふとそんなことを思い出したのでした。ごちそうさま。

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