hibi no awaI AM WILLING TO SHARE THESE KINDA BEAUTIFUL DAYS.

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the night 7 years ago
先週末、福島市の「BarnS+」にお邪魔してお昼過ぎからベーグルの出張販売、夜は夏至にちなんでキャンドルナイトのイベントをしてきました。初めての福島でしたが、みなが「来福!」と歓迎してくださいました。ベーグルは早い時間に完売!キャンドルナイトでは、参加者みなが選んだ詩の端片それぞれを読み、その雰囲気の中で「絵描きのはとさん」が思いつくように絵を描いていく、ということをしました。

キャンドルナイトの会場にいらした参加者には「いいなと思った詩をひとつ選んでください」とだけ伝え、短い詩が書かれたカードを取って席についてもらいました。イベントが始まり、はとさんと僕が簡単な自己紹介をしたあと、「それではこれから順番に読んでいきましょう」と伝えると会場が少しざわつきました。皆の前で読まされるとは思ってもいなかったのでしょう。しかし始めなければ終わることはないので、まずは僕が手元の詩を読み、それから僕の左に座った男性から順に時計回りに朗読をはじめてもらいました。ロウソクの明かりだけだから、僕の位置からはみなさんの顔と口元がぼんやりと見え、声だけははっきりと聞こえてきました。十人十色の声色と抑揚、リズム、ボリューム、当たり前のことですけど、そういうのがつながって奇麗だった。想像と違う声だったり。誰かの声全てに聞き耳を丁寧に立てているみなさんも素敵でした。

その雰囲気の中で絵描きのはとさんの手もするすると動いていて、キャンドルの明かりに出来上がりつつある作品が浮かんでいました。朗読が一通り回って僕の所まで戻ってきた時、まだかなり時間があったので僕ははとさんの絵を見ながら思いつくままに言葉にしました。薄暗い中での即興詩なので別に恥ずかしくありません。部活帰りに独り言を言いながら田んぼ道を歩くようなものです。実際その即興詩の内容はほとんど忘れてしまいましたが、でも言葉にしながら僕はとにかく気持ちがよかった感覚は覚えています。高速道路で東京から福島までの景色の美しかったことや、短い時間でしたがこの町で触れた人々の親切を思い出していたと思います。薄暗い中でおっさんが突然、思いつきをしゃべり出すのに遭遇する(そしてそのおっさんから逃げられないw)ことは滅多にないと思うので、その場に居合わせてくれた福島のみなさんもそんな非日常的なことを楽しんでくれていたら幸いです。みなさんの朗読、本当に素敵でしたよ。描き上がったはとさんの絵はとても優しい絵でした。

色々な考え方があると思いますが、僕はまた福島に行きたいと心から思っています。
お誘い、本当にありがとうございました。

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