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散歩は続くよどこまでも。 11 years ago
11月の谷中霊園、朝の散歩です。

台東区指定の、我が家の緊急避難所はここ。(私的)都内3大霊園の一つが近くにあること、不謹慎ながらちょっと自慢です。他のふたつ、青山霊園は場所柄スノッブだし、雑司が谷霊園は夏やたらと蚊が多いので、谷中霊園は東京では一番フレンドリーで親しみやすい大霊園と言えるのではないでしょうか。桜もきれいだしね。

数々の著名人が眠る谷中霊園。徳川慶喜や渋沢栄一、牧野富太郎先生もいらっしゃいます。また、この地にはロシア正教を日本に伝えた聖ニコライも眠っています。歴史的、宗教的なことは全く分かりませんが、興味深い事実の積み重ねがぐるぐるになって、僕の暮らしととなり合わせで共存していること。不思議で、なんだかここでの生活に「頼もしさのようなもの」をも感じてしまいます。色々な時代、それぞれの信念を持って行動してきた故人達になんだか守られているような感覚です。


yanakareien.JPG

不謹慎ながら、朝日光が美しかったので一枚(でも逆光)。
遠く近くからすいと、線香のにおいです。朝のお勤め、ご苦労様です。


高架.JPG

谷中霊園を抜けて、日暮里の高架橋へ。
上野駅の高架橋からの眺めもいいんですが、こちらも捨てがたいです。
京成線も見れるし、新幹線もいい具合に加速していて見飽きない。
隣にいた一人の鉄っちゃんと知り合い、話しました。


じいちゃん.JPG

鉄っちゃんと言うには恐れ多い、しゃんとしたおじいちゃん。
荒川生まれ、日暮里育ちのバキバキのローコー。江戸言葉かっこいい。

「実はよ、特急なんて言ってっけどよ、スーパーひたちは日暮里付近ではノロノロだよ。もたついているあいだに、(京浜)東北に追い抜かれちまうよ(←快速のことだと思う)。兄ちゃん、それ撮りなよ。それから、新幹線だって日暮里付近ではノロノロだよ。兄ちゃんのカメラさぁ・・・」 

止まらないおじいちゃんトーク。素敵でした。
「HPC」というワッペンのついた渋いジャンパーを着ていたので、聞けば日本ハッセルブラッドフォトクラブ会長も歴任していたおじいちゃん。世界に一台だけの八ッセル持って、日本中を飛び回ったよと昔話。今でも、カメラ小僧の眼差しで高架橋から線路の続き見つめています。

散歩は何かに触れることのできる、かけがえのないもの。
いつでも当たり前のようにできる、かけがえのないものですね。


谷中霊園抜けたらまた、会えるかな?