hibi no awaI AM WILLING TO SHARE THESE KINDA BEAUTIFUL DAYS.

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広島の岸君。 9 years ago
いつもの美容院で、シャンプー担当になった女の子と話をする。

こっちは背もたれにレイバック状態で、ただでさえ無防備なんだけど、
その上、耳元のシャワーの水音の強弱がさらに気持ちよくて、頭皮マッサージも素敵にリズミカルなのだ。
いかんいかんと思いつつも、ついつい気を許して、だらしなくほうけた顔になりがちである。
やっぱり今日もなってたはずだ。

この美容院は「顔の上は・ノーティッシュ・スタイル」なので、シャンプー担当の女の子にだめなおやじ顔を完全に露呈していたと思う。
・・・今思い出すだけで、すごくだめな感じになってきた。
(しかしシャンプー中、仮に顔の上にティッシュ的なものを置かれても、それを鼻息でずらさないように注意を払わなければならず、全くリラックスできない。僕は「ノーティッシュ」というお店の方向性には賛成であり、あとは自分との戦いである。)

次回はリラックスしつつも、そのあたりちゃんと引き締めてシャンプーを受けたいと思っている。


シャンプーをしてくれる子の大抵はアシスタント的な若者で、おじさんの僕にとって、「適切なトークの内容選び」が快適なシャンプー時間のための非常に重要な要素となってくる。

音楽とか、流行とか。
やはり世代間ギャップが出がちなトピックを会話の導入に使うのは避けたい。
当然、シャンプー担当の子との乖離傾向は年々進む。
決して抗えない「時間差との戦い」はいい大人がすべきではないのだ。

そこで基本重視の僕の会話の切り出しはやはり、「君、どこ出身?」となる。

ここでもしも、1/47の確率で同県出身が来ちゃうと、その後数分続くシャンプー時間が非常に美しいものとなるでしょう。シャワーの水温さえ、未だ心をノスタルジックに流れる、地元の一級河川の水温と感じられるほど(ほんとか?)。
そして、お互いに上京してきたことを何となく褒めたたえ、ちょっと上京先輩的な風を吹かせてみる。相手はサーヴィス業なので「わぁ、また今度(シャンプーしてる時に)色々、東京のこと教えてくださあい」となる。
よって僕は非常にいい気分だ。そこは素直に喜べばいいと思う。
「win-win situation」というやつである。


さて。
今、よくシャンプーしてくれる子は広島出身です。
広島は、少しだけど僕にもなじみがある県なので、意外と話ができる。

例えばアナウンサーは、西田あつし派か、どっこい神田派か、かしむらたけあき派か?とか。
アルパークのこれからの展望とか、呉ポーの跡地には行ったか?とか。
西広島飛行場へのアクセスや、観音マリーナをデートコースに組み込むのはどうよ?とか。
とうかさんとか、横川とか、アストラムラインとか、芸北国際とか。

お互いに発する単語がいちいち懐かしくて、こういう話を東京でするだけで、上京人の気持ちはアガるのです。

今日も楽しかった。
廿日市出身の中川さん、素敵なシャンプータイムをありがとう。


そして今日は、中川さんには広島市の本通りの一本筋違いに「カシコ」というお店があることを教えた。
一度、東京のとあるパーティでお会いした「岸君」が広島でやっているお店だ。

「岸君!」とか、僕は馴れ馴れしいのだけど。
彼には一度しか会ったことなくて、しかも会話したのは10分間ほどで、しかも年上だ。
なので当然、お店にも行ったことがない。

でも、妙な親近感から勝手に友達になった気でいる。
広島の話を東京で繰り広げた「岸君」は、僕の広島の友達なんだよ。

すいません、岸君。
今度いつか、カシコに遊びに行きます。


今日のシャンプーのおしまいに、僕よりさらに年下の中川さんは言った。

「今度帰省した時に、地元の友達と『噂の岸君』のお店を訪ねてきますね。」

うーん、なんとも心強い、温かくなる発言!すごい年下なのに。
岸君、きっと廿日市出身の中川さんが行くよ。待っててねー。

そして僕だって、広島ラヴですから。
何時か必ず、うかがいますから。