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夏の海辺 独り占めの味 11 years ago
北海道の友達から、大粒のブルーベリーが届きました。
有機栽培を超えた(?)ほったらかし栽培により、自由に大きく育った様子です。
想像以上に甘みが強かったので、ならば少しひねって、大人向けのジャムを炊きました。


作るジャムのイメージは夏の海辺のパーティの終い、
サングリアの漬け込み瓶に残った、ごろごろ果物です。


あれ、ほんと美味しいですよね。

僕はお酒に弱く、あんまり飲めないから
宴にサングリアなんてあると、あの、しっかりとワインを吸い込んだ果物をほお張って、それで十分にほろ酔いで、幸福にコテージに向かっていたものです。

パーティの終わりごろには、
だいたいみんな出来上がって、ぐだぐだ談笑しているから、僕は果物だけになったサングリアをほぼ独り占めしていた。
当時は「残りサングリア太りの夏」を過ごしていたのではないかな。

浜風とくだらない平和な騒ぎ声の中で
いい気分で大人味の果物を食べていました。


さて、閑話休題。

こういうジャムの炊き方とサングリア作りでは、お酒と果実のバランスは全然違いますが
製作過程においての「果実とワインの美味しさの交換」は同じですね。

ジャムの場合、まずは丸一日かけて、砂糖を果実に染み込ませます。
そこにワインを加え、さらに半日。その間スパイスも足して、味を仕立てます。

北海道オサツナイ産のブルーベリーに合わせるのは、南仏の赤ワイン。
ビオのワインで程よい値段の1本が見つかったので、贅沢に使ってみました。
スパイスは、有機栽培のシナモンだけにしました。
エスニックっぽくならないように、複雑にならないように心がけて。


その、すでに甘くて美味しいやつを丁寧に煮詰めていきます。
アクは慎重に取り除き、ブルーベリーが踊るテンポが安定してきたらもう少し。
レモンの絞り汁を加えて、軽く炊いたら出来上がり。


R0012358.jpg

瓶詰めして、残った少量を二人で分けました。すごい少量・・・。


「ブルベリーと赤ワインのジャム・シナモン風味」
よろしければ、お試し下さい。


味わえば懐かしい感覚です。
少し無理をしてまで皆と遊んでいたな、楽しい夏の味。


※無事完売です。ありがとうございました。