周到であること。 |
9 years ago |
今日、某TV局に勤める友達と電話しました。
彼はカメラマンとして現在、岩手の被災地に入っています。
今日、谷中は去年とほとんど同じ晴天の桜待ち日和。
2010年のカレンダーがそう言ってる。
この光景もきっと同じですね。
子供達は少しだけ大きくなって、ばあちゃんは少しだけ小さくなっただけ。
大好きなきれいな、僕の町の光景です。
でもきっとこれから、色んなことが大きく変わるでしょう。
この光景は変わらなくても、日本が「変わるということ」は分かった。
彼と電話して確信しました。
やっとニュースで聞かされ始めた真実を知り、確信しました。
手遅れとか、誰のせいとか、言いたいのを今はぐっとこらえていたい。すごく言いたいけど。
大切なのは、変化を受け入れる準備を冷静に周到に、進めることだと思います。
いつも通り大切な人とお茶をして、暗い夜はしりとりで笑い飛ばして
自分たちよりもしんどい人がいることを常に心に置いて
栄養のあるものを残さず食べ、たまにはお酒も飲む
でも飲み過ぎないで、すぐにどこへでも動けるようにしておくこと
そして、いざとなったら動けない人のところに行ける勇気を
口先だけじゃなくて、ほんとに行ける勇気の準備をしておきたいです。
いつもてんやわんやでお祭り騒ぎの僕が
耳を澄まし冷静に行動できたら、誰だってできると思うのです。
これが杞憂で、後々に笑い話となればいいけどね、ほんとにそうなるといいな。
ただ、今は僕は意識して、酷い最低の未来を想定して、準備をしています。
たくさんの人が読んでくれてるブログなので、怖いことをあえて言います。
そんなに怖いなら、もっと周到に冷静に準備を進めようよ。
一目散に逃げる準備じゃないよ、意識してみんなで生きるための準備を。